「このリスト、<ul>
で書くべき?それとも<ol>
?」——WebデザインやHTMLにちょっと慣れてくると、ふと悩む瞬間、ありますよね。見た目は似ているけれど、ちゃんと意味があるこの2つ。今回は、そんな<ul>と<ol>の違いと使い分けについて、やさしく解説していきます♪
<ul>と<ol>の違いを一言でいうと?
- <ul>は「順番が関係ないリスト(箇条書き)」に使う
- <ol>は「順番に意味があるリスト(番号付き)」に使う
つまり、リストの順番に意味があるかどうかが選ぶポイントです。
<ul>とは?
<ul>
は「unordered list(順序なしリスト)」の略。アイテムの順番に意味がないときに使います。例えば、買い物リストや特徴の箇条書きなどにピッタリです。
使い方の例:
<ul>
<li>卵</li>
<li>牛乳</li>
<li>パン</li>
</ul>
このように表示されます:
- 卵
- 牛乳
- パン
<ol>とは?
<ol>
は「ordered list(順序ありリスト)」の略。順番が重要な手順やランキングなどに使います。例えば、料理レシピややることリストなどが該当します。
使い方の例:
<ol>
<li>フライパンを熱する</li>
<li>卵を割り入れる</li>
<li>火を止める</li>
</ol>
このように表示されます:
- フライパンを熱する
- 卵を割り入れる
- 火を止める
応用・関連情報
ちょっとした応用テクニックとして、CSSでリストのマーカー(黒丸や数字)をカスタマイズすることもできます。たとえば、数字をローマ数字に変えたり、黒丸を星マークに変えるなど、デザイン面での工夫が可能です♪
補足豆知識:
<ul>
のマーカー:デフォルトは「黒丸(●)」<ol>
のマーカー:デフォルトは「数字(1. 2. 3.)」- CSSの
list-style-type
で「disc」「circle」「decimal」「lower-roman」など指定可能
そしてついでにもうひとつ!
「リスト全体を中央寄せにしたい!」って思ったこと、ありませんか? そんなときは、以下のようなCSSを使えばOKです♪
リスト自体を中央寄せする例:
<ul class="center-list">
<li>HTML</li>
<li>CSS</li>
<li>JavaScript</li>
</ul>
<style>
.center-list {
list-style-position: inside;
text-align: center;
padding-left: 0;
}
</style>
これで、リストの中身がきれいに中央に揃います♡ ブログの見栄えをちょっと良くしたいときにも便利ですよ〜!
まとめ
今回は、<ul>
と<ol>
の違いと使い分けについて解説しました。ポイントは以下の通り:
- 順番が関係ないリスト →
<ul>
- 順番が重要なリスト →
<ol>
HTMLを書くとき、リストの「意味」でタグを選ぶことで、アクセシビリティやSEOの面でも好影響なんです◎
あなたはどっちのリストをよく使ってる?次にコードを書くときは、ぜひ「順番の意味」を意識してみてくださいね♪
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