ビジネスの場では、感情に流されず冷静に判断することが求められます。そんなときに使われるのが「是々非々(ぜぜひひ)」という言葉。しかし、実際の会話では少し硬く感じることもありますよね。今回は、「是々非々」の意味や使い方、言い換え表現まで、女性ビジネス誌風にわかりやすく解説していきます。
「是々非々」の意味と使い方の例文
「是々非々」とは、物事を個別に判断し、良いものは良い、悪いものは悪いと、公正な立場で評価する姿勢を指します。個人の感情やしがらみにとらわれず、冷静な判断を下すときに使われます。
例文
- 新規プロジェクトの提案について、是々非々の立場で検討しようと思います。
- 取引先の条件には納得できる点もあれば、見直すべき点もありますので、是々非々の精神で対応いたします。
- 上司からの指示であっても、ただ従うのではなく、是々非々の視点を持つことが大切です。
ポイントは、「無条件に賛成・反対するのではなく、公平な視点で判断する」ことを伝えたい場面で使うこと。感情に流されない冷静な姿勢を示したいときにピッタリですね。
「是々非々」の由来
この言葉の由来は中国の古典思想にあります。「是(これ)」は「正しい」、「非(ひ)」は「誤り」を意味し、「是々非々」とは「正しいものは正しい、誤っているものは誤っている」と判断することを指します。
日本では政治や経済の分野でよく使われ、特定の立場に偏らずに判断する態度を表す言葉として定着しました。例えば、政治の世界では「是々非々の立場で対応する」という表現がしばしば使われます。
取引先からの提案に答えるときの言い換え表現
ビジネスシーンでは、「是々非々」という表現がやや硬く感じられることもあります。特に取引先への返答では、もう少し柔らかく伝えたい場面もあるでしょう。そんなときに使える言い換え表現を紹介します。
① 「慎重に判断する」
👉 「今回のご提案については、慎重に判断させていただきます。」
② 「総合的に検討する」
👉 「メリット・デメリットを踏まえ、総合的に検討いたします。」
③ 「客観的に評価する」
👉 「客観的な視点で評価し、最適な選択をしたいと考えています。」
④ 「フラットな視点で対応する」
👉 「フラットな視点で対応させていただきます。」
ビジネスでは、「表現の選び方ひとつで、相手に与える印象が変わる」もの。状況に応じて使い分けてみてください。
まとめ
「是々非々」という言葉は、公正な判断を示す上で非常に便利ですが、場合によっては硬すぎる印象を与えることもあります。そのため、「慎重に判断する」「総合的に検討する」など、柔らかい言い換え表現を使い分けることがポイント。
「是々非々」の考え方をビジネスの場で上手に活用し、冷静でスマートな判断ができる人を目指しましょう!
コメント