日本語のスラング「凸る(読み:とつ る)」は、インターネットの世界から日常会話にまで浸透している興味深い言葉です。
この記事では、凸るの意味、使い方、語源、言い換え、そして様々なコンテキストでの使用例を掘り下げていきましょう。
凸るの基本的な意味と由来
凸るは、もともと「突撃する」や「押し寄せる」という意味のネットスラングです。ゲームや掲示板で使われ始め、次第に一般的な会話にも広がりました。
この言葉は、インターネット掲示板やオンラインゲームから派生したスラングです。特に2ch(現在の5ch)の影響が大きいと言われています。
以下のグラフは日本のGoogle検索の「凸る」の検索数の推移を表わしています。
このグラフによると少なくとも2006年くらいには一部の界隈で使われはじめており、2011年くらいから徐々に一般曹にも浸透してきたのではないかという仮説が立てられます。
凸るは死語?
上記のグラフによると2024年現在凸るは、ある種の層で一般的な単語として生きていると言えるでしょう。
最新のグラフを見てみたい方はこちらのGoogleトレンド(凸る)で確認してください。
凸るの言い換え
凸るをより多くの方に分かりやすい表現にするには「突撃する」「襲来する」「押し寄せる」といった類語を使うと良いでしょう。
凸るの使い方と例文には以下のようなものがありますが、いずれも類語で置き換えることが出来ます。
「友達が急に家に凸った」
「ゲームで敵の拠点に凸る」
「ツイッターで気になる人にDMで凸る」
このように、凸るは非常に多様な文脈で使用される言葉です。日常生活の中で、このスラングを使ってみるのも面白いかもしれません。また、スラングとしての使用には注意が必要ですが、新しいコミュニケーションの形として理解し、上手に活用することで、言葉の豊かさを楽しむことができるでしょう。
様々な文脈での凸る
凸るは、様々な文脈で使われます。ソーシャルゲーム(ソシャゲ)、ライブイベント、若者言葉としての使用、2ch用語としての使用など、多岐にわたります。
現実世界での凸る
家族や友人が突然家に訪れることを指すこともあります。サプライズ訪問や予期せぬ訪問者を表す際に使われることがあります。
X(旧Twitter)での凸る
X(旧Twitter)では、「積極的に交流する」や「ダイレクトメッセージ(DM)で突然連絡を取る」といった意味で使われます。ユーザー間の直接的なコミュニケーションを示す際に便利です。
ゲーム内での凸る
特にFPSやTPSのようなオンラインゲームでは、「攻撃的に振る舞う」や「敵地に突入する」などの行動を指します。戦略的な意味合いが強いです。
凸るの類語や言い換え
- 突撃する
- ぶっこむ
- 突っ込む
- 襲撃する
- 攻め込む
- 押し寄せる
- 乱入する
- 訪問する
- 踏み込む
- 介入する
- 参加する
- 加わる
- 挑む
- 立ち向かう
- 侵入する
- 乗り込む
- 参戦する
- 強襲する
- 仕掛ける
- 挑戦する
- 猛進する
- 急襲する
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