「立て付け(建て付け)」って、建築用語じゃないの?
「このような立て付けになっております」――ビジネスシーンでこう言われたことはありませんか?
「立て付け」と聞くと、まず思い浮かぶのはドアや引き戸の取り付け具合。でも、ビジネスの世界ではちょっと違った意味で使われます。
ざっくり言えば、「全体の構成や仕組み」を指す言葉。会社の制度やプロジェクトの枠組み、資料の構成、商談の進め方など、「ものごとの組み立て方」に関して使われることが多いんです。
「なんとなく分かるけど、言語化しづらい…」そんなあなたのために、具体的な使い方や言い換え表現を紹介していきます!
「立て付け」の意味
ビジネスシーンで使われる「立て付け」は、物事の仕組みや枠組みを指します。もともと建築用語として「ドアや引き戸の取り付け具合」を意味しますが、そこから転じて、政治やビジネスにおいても「物事の組み立て方」「構造」を表す言葉として使われるようになりました。
たとえば、制度の立て付けと言えば「制度の枠組みや仕組み」、契約の立て付けなら「契約の基本的な構造」のことを指します。
つまり、「立て付け」とは、単なるパーツではなく、全体の設計図や構成を表す言葉なのです。
ビジネスシーンでの「立て付け」使用例
- 組織や制度の構造について
「今回の人事制度の立て付けとしては、評価基準を明確にすることを重視しています。」
(=評価基準をどのように組み立てているか) - 企画やプロジェクトの枠組み
「このプロジェクトの立て付けとしては、初めにリサーチを行い、その後開発に進む流れです。」
(=プロジェクト全体の流れや仕組み) - 資料やプレゼンの構成
「プレゼン資料の立て付けは、最初に市場調査データを提示し、その後具体的な施策に入ります。」
(=プレゼンの流れや構成) - 契約や取引条件の仕組み
「今回の契約の立て付けですが、基本的には長期契約を前提としています。」
(=契約の仕組みや基本的な考え方)
「立て付け」の言い換え表現
「立て付け」という言葉がしっくりこない場合、以下のような表現に置き換えるとスムーズになります。
- 構成・設計・枠組み
→ 「この企画の設計は、顧客視点を重視しています。」
→ 「本プロジェクトの枠組みとして、3つのフェーズに分けています。」 - 仕組み・体制
→ 「評価制度の仕組みとしては、成果とプロセスの両方を評価します。」
→ 「この業務の体制を見直し、スムーズなオペレーションを実現します。」 - 流れ・構造
→ 「今回の提案の流れは、まず課題を提示し、解決策を示す形です。」
→ 「社内の構造として、縦割りを解消し、横の連携を強化します。」
「立て付け」をうまく使いこなすポイント
- 説明が必要な場面で使う
「立て付け」は、ビジネスの構造や枠組みを説明するときに便利な言葉。でも、抽象的すぎると伝わりにくいので、使う際は「具体的にどのような仕組みなのか」をセットで伝えると分かりやすくなります。 - シンプルに言い換えられるなら、それでもOK
「立て付け」という言葉自体に馴染みがない人もいるため、「仕組み」「流れ」「構成」など、より分かりやすい言葉に言い換えるのも手。シーンによって使い分けましょう。
まとめ
「立て付け」とは、ビジネスにおける物事の仕組みや枠組みを指す言葉。制度やプロジェクト、資料の構成など、様々な場面で使われます。
「構成・設計・仕組み・流れ」といったシンプルな言葉に置き換えることも可能なので、状況に応じて柔軟に使い分けてみてください!
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